2012年5月11日金曜日

好きなえほん

少し間があいてしまいました(´・ω・`)

そんなわけで、ここで自分が好きなえほんのことでも話そうかななんて思います。

ちいさな頃に読んだ絵本。
一人一人、忘れられない一冊があると思います。

自分が絵本作家になろうと思った一冊。
今はたしかアニメにもなって知ってる人もいるんじゃないかっていうような一冊です。
残念ながらなかなか本屋さんでお見かけすることはないですが…


『ぼくキッパー』
さく/ミック・インクペン
やく/角野栄子
初版/1991年12月20日 発行所/小学館

キッパーという犬が主人公のおはなし。
キッパーがベッドのおそうじをします。
あれもこれもぽいっとしてサッパリします…が、なんだか変、ねむれません。
とうとうベッドまでぽいしちゃいます。
そして、キッパーはいろんな動物たちのおうちに行って真似っこをするのです。
キッパーはいろんなポーズ、いろんなもの、いろんな場所を試しますが…つづきはえほんで。

この絵本の好きなところは、キッパーの動きというかポーズが豊かで可愛らしいし、
体にある水彩絵の具のぼかしがやわらかい感じがする。
それに、翻訳された絵本だけども最後のページの文字の入り方がすごく好きだなって思いました。

この絵本と出会ったのはいつか覚えてないくらいちいさい時で、今では汚れが目立つ絵本になってしまいました。
高校生になって進路なんて考えてないし、絵が上手い訳でもなかったのになんとなく本の挿絵とかくらいやりたいなって思ってました。
そんな時に久々に見たこの絵本が自分の中で新鮮で、でも懐かしくって、魅力的でした。
そんな絵本です。


なんだかしんみりしちゃったので、次はいっぱい集めてるおもしろシュール系な絵本のことをかけたらと思います(●´ω`●)